北海道の冬では小学校からスキー授業があります。
早いところは、幼稚園で歩くスキーなどやっています。
それに向けてではありませんが、親が教えたり、スキー教室に通ったりします。
そんな中、子のスキーならではの、ハプニングや面白いことも、たくさん起きます。
ほっこりしちゃいますね(笑)
長女のスキー体験を、年齢別に分けて話をしてみようと思います。
6歳のスキー 自転車と同じで、体は忘れないもの
長女は5歳から本格的にスキーを始め、ハの字で滑る事は出来るようになりました。
6歳になり、本格的にスキーを始めてから一年が経ちました。
久しぶりのスキーでは、少し体が忘れてるのか、何回か転ぶ事はありましたが、自転車と同じで、体はちゃんと覚えてました。
基本的な動きを確認し、何回か滑ると、あっという間に、一年前の滑りに戻りました。
まだまだ、スピードコントロールが上手ではなく、時々ヒヤヒヤすることもありますが…
合格ですね!
さて、長女の6歳の冬は、いつもの冬と違うことがありました。
妻が妊娠し、次女を出産しました(その話は別な機会でお話しようかと思います)。
そのため、この年の冬は私とマンツーマンレッスン。
この冬で、基本の「きほ」位まではしっかり教える事は出来たかなと思います。
リフトだって、上手に乗ることだって出来るようになりました。
そうなってくると、少しずつ中級~上級者コースにチャレンジしたくなりますよね?
ってことで、家から少し離れた(50分位の距離)、規模の大きいスキー場のデビューを果たしました。
ゴンドラのあるスキー場で、頂上から滑ってくるには、かなり時間を要します。
スタンダードなコースから超難関コース(危険の表示あり)もある、一日中滑っても飽きないところです。
コースが豊富なので、上達具合を見ながら、徐々にコースレベルをあげていきました。
中級者コースなら、問題なし。
ただ、上級者コースは斜面がキツすぎましたかね?
チャレンジはしたものの、滑れないことはないけど、ハの字走行だけの技術では、やはり限界があります。
ということで、中級者コースでたくさん滑る事にしました。
スキーが上達すると、自由に滑走する楽しさが出てきます。
多少のスピードが出ても、見守ってあげられます。
やはり、大きなスキー場ならではなのかもしれません。
また、朝一番でスキー場に行く事をオススメします。
朝一番に行く理由
①車の駐車場が、ロッジやゲレンデの近くに停めれる。
②リフト券や売店、トイレが比較的空いている
③ゲレンデにいる人が比較的少なく、そこまで周りを気にしなくて良い。
④誰も滑っていない、真っ白できれいなゲレンデを誰よりも先に滑れる。
こんなところだと思います。
子供連れでスキーに行くなら、やっぱり行きも帰りも、計算しないといけませんよね。
スキーのブーツを履くのも脱ぐのも一苦労だし、ましてや雪の上で歩くのは意外と大変です。
(まぁ、極力荷物を減らしたく、ロッジやゲレンデに行きたいので、車でブーツを履かせたりしているのもだめかもしれませんが…)
そしてスキーを持って歩くのは大人です。
子供もスキーを持てないことはありませんが、他の人の車を傷つかせたら大変だし、そもそも重たいですしね。
自分のスキーだけではなく、子供の分も持たなければならないことや、駐車場なので、車にも注意しなければならなりません。
そういう意味でも、なるべく、ロッジやゲレンデの近くに車を停めれるのがベストです。
だって、帰りは疲れてることも想定した方が良いと思います。
スキー場についたら、パッと滑りたいですよね?
ウェアでゴワゴワなので、トイレも時間がかかります。
寒くなると、オシッコしたくなりますので、スキーの前にしといた方が無難です。
リフト券売り場も、スキー場に来て興奮気味の落ち着かない子供(笑)と、一緒に並ぶ事も想定すると、人が少ない時間帯で済ましたい気持ちが強いです。
こういった事を想定しつつ、やっとゲレンデに行けます。
だけど、ゲレンデにつくと周りをそこまで、気にしないで、自由に滑らせてあげれることも、朝一番に来て良かったなと思うことの一つです。
そして最大の魅力は、真っ白なきれい雪の上を、誰よりも先に滑れること。
これがあるから、朝一番のスキーは止められませんよね。
そんな魅力も長女は気付いてますかね?
そんなことを思っているのは、親だけかも知れませんが…
スキーヘルメット着けてますか?
長女は5歳の時からつけ始めました。
きっかけは、自分もそうでしたが、ニット帽子って痒くなりませんか?
頭は蒸れ、ゴーグルの着け外しで帽子がズレたり、雪が積もれば、濡れて凍ったりしますよね?
長女は特に頭をボリボリしてましたし、一度気にしはじめたら、そればっかりで、他のことに集中出来ないこともありました。
何かないかなーと思ったところ、スキーヘルメットが良いと耳にしました。
最初は、スキーくらいで、ヘルメットは少しやり過ぎかなと思ってました?
けど、実際にスキーヘルメットは良いことだらけでした。
スキーヘルメット 良いところ、残念なところ
まずは、スキーをするには帽子って絶対必要な物です。
それは、寒さから守ることや頭の保護の観点からも、必須アイテムです。
スキーヘルメットはそのプラスαがあります。
スキーヘルメットの良いところ
①保温性が高く、蒸れにくい
②しっかりフィットするので、ずれにくい
③しっかり、頭部の保護をしてくれる
④軽量である
⑤雪が積もったり濡れにくい
⑥毎年買い替えなくても良い。
温かさはもちろん、蒸れにく、そしてフィット感が断然違います。
スキーヘルメットらなではの機能だからだと思います。
まずは、頭部のアジャスター機能が付いていること。
これによって、頭の大きさに限らず、子供の頭でもしっかりフィットできます。
イヤーパッドが付いている。
これがないと、絶対寒いです。
というか、ほとんどのスキーヘルメットには付いてますが、付いてないものもあります…
なるべく、これらが付いているものが良いです。
蒸れにくいのも、特徴的だと思います。
一部メッシュ構造になっているので、通気性もあります。
しっかり通気性のあるものを選びましょう。
また、それによって寒くなることはありませんでした。
見た目はニット帽子より寒そうですが、むしろスキーヘルメットの方が温かく感じます。
この3点だけあればまずは、温かさを保ちつつ、蒸れにくく、フィット感を得られると思います。
これらの機能は頭の痒み防止にも繋がりました。
私も長女ヘルメットをつけた事で、変なストレスを感じず、スキーに専念でき、よりスキーを楽しめるようになったと思います。
これ以外も良いと思うこともありました。
スキーヘルメットの最大の魅力は、やはり頭部外傷からの保護だと思います。
子供はスキーで転倒します。
頭から転ぶ事はほとんどありませんが、スピードコントロールまだ上手ではないので、もし、スピードが早くなり、転倒して頭部を打ちつけた場合、ニット帽子では、不完全です。
じゃあスキーヘルメットなら大丈夫か?と言われれば絶対はありません。
しかし、軽量ではありますが、頑丈なので、かなりの予防効果が期待できます。
また、スキーをすると、転倒以外の事故の可能性もあります。
障害物や他の人との接触などによる、頭部外傷です。
スキーを楽しんでいるのは良いですが、障害物を避けられないこともありますし、無謀な滑走に巻き込まれたり、初心者同士の接触など様々な危険があります。
そういう意味では、頭部保護としては、ニット帽子よりオススメ出来るかなと思います。
海外と比較するのはどうかと思いましたが…
海外のゲレンデでは、ヘルメット着用を義務化しているところも多くあるようです。
今後、日本でもそんな日もやってくるかも知れませんね。
それくらい、ヘルメットは重要であり、特に子供では小さなうちから、準備してあげれたら良いと思います。
次に、雪が積もっても、簡単に手で払えますし、濡れたとしても、対した影響はありません。
ニット帽子なら濡れたら、凍りますし、さらにゴーグルが曇りやすくなりますよね?
そういう観点からも、変なストレスがありません。
ロッジなど暖かい場所に行くと、びっしびしゃなんて事もあまりありませんでした。
そして最後に、壊れる事(ほとんどないです)がなければ何年も使い回せます。
子供って、体だけでなく頭の大きさだって成長します。
ケチってる訳ではありませんが、毎年帽子のサイズを気にして、新しい帽子を買う必要だってありません。
もちろん、スキーヘルメットだって、いい値段はしますし、簡単に手がでる値段でもないです。
けど、長い目でみると、メリットの方が多い事に気が付きます。
次に残念なところです
実はそんなに残念なところって、私的にはあんまり感じないのですが…
①荷物が増える、持ち運びにくい、保管しづらい
②デザインが少なく、自分の気に入ったものが少ない
③買い替える頻度が少ないので、毎年同じデザインになる。(飽きる)
④値が張る
一番の残念ポイントは、ニット帽子と違い、折りたためないため、荷物がかさばるとこだと思います。
それに、保管にも少し場所が取られます。
けど、そんなもんです。
他には、デザインに関しては、可愛いものは少ないので、女の子は、嫌がるかもしれません。
長女は白をメインとし、黄緑色とピンクのヘルメットを自分で選び、色の問題もありませんでした。
ヘルメットも簡単に受け入れてました。
ウェアとの色の相性も気にしなければなりません。
それに新しいウェアを買い替えるときも、ヘルメットの色を考慮した感じになるかもしれません。
最後に、値段も安くはありません。
値段はピンきりですが、安くても5000円以上はします。
けど、シーズンオフなどの安売りが始まれば、それなりに安くゲットできます。こ
これが私的には一番の残念ポイントかもしれません。
まとめ
という感じで、長くなりましたが、結局はメリットを考えれば、最初に買っておくに越したことはない、と言う自分なりの結論でした。
次女にも本格的にスキーを始めたら、スキーヘルメットを準備するつもりです。
もしかしたら、長女のお下がりになるかもしれませんが、それくらいスキーヘルメットは重要アイテムだと思っています。
つづく…
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