6月に入り、最近はすっかり気温も20度を超える日も増え、日差しは強くなってきました。
朝は10度を下回ることがあるので、気温差に身体がまだまだついてきませんね。
さて、野菜の苗植えを行い2週間が経過しました。
そのため、苗を保護するために覆っていた、ビニールの囲いもすべて外しました。
野菜の苗が大きく育つことをイメージし、支柱を立てることにしました。
今年は、今までと別な試みをしてみることにしました。
「ミニトマト」と「きゅうり」は、吊り下げ誘引という方法を用いることにしてみました。
野菜の苗の真上の支柱(横)からまっすぐに紐を下ろし、それに絡ませながら誘引していく方法です。
これのメリットとして、苗の成長に合わせて、支柱などに紐で固定しなくても、紐にくるくる巻き付けるようにしていくだけなので、余計な手間が少なくなることや、支柱を使用する本数が減るという意味では、経済的かなと思ってやってみることにしました。
ただ、一つ問題が発生しました。
吊り下げ誘引を行う前段階で、支柱の縦棒と横棒を固定する際に、支柱を落としてしまい、きゅうりの苗を傷つけてしまいました。
葉だけなら良かったのですが、成長点である先端をぽきっとやってしまいました。
脇芽が出ているのでそれを伸ばすしかないかなと思いますが、発育不全や病気などのリスクを考えると、もう一株急遽植えることにしました。
それが今年一つ目の失敗です。
これだけなら良いのですが、二つ目の失敗がありました。
支柱の組み立てによる失敗は、これだけでなんとか無事に終了しました。
その後、順調に生育し始めており、ミニトマトの成長も問題はありませんでした。
だけど…やってしまいました。
ミニトマト一株だけの話ですが、2本仕立てにする予定が、大事な脇芽を折ってしまいました。
こんなはずではなかったので、ショックです。
ミニトマトは2本仕立てにすると、収穫量が1.5倍ほどの量になるそうなので、その予定で考えていただけに、ちょっとショックですね。
別な脇芽を育てていけばよいかなと思いますが、大事な部分での脇芽だったので、残念としか言いようがありません。
まだリカバリーが利くと思っていますが、どうなることやら・・・
ちなみにそれぞれの、野菜の苗では脇芽というものがあり、それの処理の仕方によって、野菜の成長や育成、収穫にも影響を及ぼします。
ちなみに脇芽とは茎と葉の間から、芽が生えてきます。
これを脇芽といいますが、この脇芽をしっかり処理(摘む)しないと、大事な成長させたい部分に栄養が行き渡らず、その脇芽にも余計な栄養が取られてしまうという、悪循環が起きてしまいます。
しかも、その脇芽もぐんぐん伸びてしまいますので、放置していると、とんでもないくらいに成長してしまいますので、成長点に栄養が行き渡らず、収穫量もコントロールしずらいという、デメリットもあります。
昔は私は無知でしたので、脇芽の処理も知りませんでしたし、脇芽をいっぱいに増やして収穫できるからいいやと思っていましたが、いざ収穫するとなった時には、収穫量も少なく、まばらになることや、おいしさも、今考えれば違いがあるように思えました。
そのため、脇芽の処理はとても大事な管理の一つといえます。
ただし、脇芽でも残した方が良いものもあります。
例えば、トマトであれば、1本仕立てと2本仕立てというメジャーな育て方の違いがあります。
言葉の通り1本仕立てであれば、すべての脇芽を処理して、真っ直ぐ一本に成長を促していく方法です。
2本仕立てとは、脇芽を一つ残してYの字のような形で成長を促すという方法です。
その脇芽も出てくる、場所によって強く成長する部分もありますので、それをしっかり知らなければ、できないことですので、何事も勉強は必要であると思います。
ちなみにミニトマトであれば、初めての花芽が付いた場所から、一番近い場所の脇芽が成長が強いと言われている脇芽になりますので、それを残し、成長させる(放置しておく)ことで、2本仕立てという育て方ができます。
他にも、ナスであれば3本仕立てといった方法もありますし、ピーマンやキュウリだって、脇芽の処理の仕方によって上手に成長を促す方法があります。
とそんなわけで、先ほども失敗談として話したように、ミニトマトの大事な脇芽を折ってしまったために、別な脇芽を何とか成長させて、2本仕立てにしたいと思っています。
そのことについては、また追って投稿していければと思っています。
幸い、他の野菜たちにはトラブルは何もなく成長している様子ですので、これからぐんぐん成長していくんではないかと思っています。
そして、植えた時に一番心配していたのが、サツマイモの苗で、毎年植えてから、8割ほどは枯れている印象でしたが、今年は苗がとても丈夫だったためか、4割ほどしか枯れることはなく、しっかり活着したことで、一安心しました。
ジャガイモもすべて、土から芽が出始めましたし、こちらも楽しみです。
あとは、全体的に病気などに注意することや、水枯れなどが起きないように注意していければと思っています。
収穫まではまだまだ先の話になりますが、7月から8月頃が一番の楽しみな時期になります。
その頃には、長女も夏休みに入りますし、一緒に収穫を楽しめたらよいなと思っています。
苗植えから収穫まで、子供と共に楽しむのが目的でもあり、これが我が家の食育だと思っています。
一番の目的は私の趣味でしかありませんが、それでも子供の食育にも繋がるなら、尚更、楽しくてしょうがありません。
毎日の日課が、畑を眺める私の楽しみが本格的に始まった6月(初夏)でした。
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