北海道の冬では小学校からスキー授業があります。
早いところは、幼稚園で歩くスキーなどやっています。
それに向けてではありませんが、親が教えたり、スキー教室に通ったりします。
そんな中、子のスキーならではの、ハプニングや面白いことも、たくさん起きます。
ほっこりしちゃいますね(笑)
長女のスキー体験を、年齢別に分けて話をしてみようと思います。
以前の投稿はこちら(4歳)とこちら(5歳)、こちら(6歳)、こちら(7歳)からどうぞ。
7歳の長女 小学校のスキー授業と家庭での関わり
小学校のスキー授業が始まりました。
スキー授業といっても、そんな大層なものではありませんが、1年生のスキー授業はグランドに作られた雪山を登る、滑る、そして雪道を歩くことをします。
ウチの子の小学校の1年生ではシーズン通して3回ほどしかなく、貴重な授業の一つです。
スキー授業って、北海道ならではの授業ですよね。
ちなみに、地域によっては、スキー授業ではなくスケートの授業になります。
親が夜中にグランドに水を撒いて、手作りのスケートリンクを作り、そこでスケートを滑ります。
すごいですよね?
余談でした。
高学年になると、実際にスキー場に行ってスキーを行います。
中学生や高校生になっても(さすがにグランドではありませんが)、同様にスキー授業は行われますが、それはまだまだ先の話です。
土地柄なのか、(うちの子が通っていた)幼稚園だって歩くスキーをしたり、小さいときからスキーに触れる機会があります。
1年生はグランドの授業で規模は小さいですが、保護者のボランティアを募っていました。
それは、スキー授業に行ってみたらその理由は判明します。
ボランティアに参加したのは妻であり、自分は次女の御守りでした。
長女が自分ではなく、妻を指名したためです。
残念・・・
次女の御守りでしたが、どんな授業をするのか、次女の散歩がてら、ソリに乗せて小学校へのぞき見しに行きました(邪魔をしない程度にですが、バレました)。
それに長女を発見すると、次女は興奮気味に喜んでいました。
ねーねがとっても大好きなんです。
ちなみに、次女は他の子供たちから「かわいい、かわいい」と言われ大人気でした。
赤ちゃんが学校に来るんなんて、あまりありませんからね。
6歳くらい年の差が離れた姉妹もいるにはいますが、赤ちゃんが来たことが、同級生には珍しがられたからかもしれませんね。
それはさておき、スキー授業は大変ですね。
実際に妻から聞いた話が主な内容ですが、自分が見た光景も大変そうでした。
小学校の低学年の授業って、話を聞いていない、無駄話をする、まとまりがない、よそ見をするなどの様子が見られました。
自分が当事者ならきっと発狂すると思いますが、今回は、外野でしたので笑っていられました。
保護者のボランティアはスキーの準備の段階から始まります。
スキーブーツを履くのも自分ではできないので、そこからのお手伝いをします。
また、スキーを履くのもままなりません。
雪道を歩くのでさえまともにできない子もいます。
雪山を登ることや滑ることも、まともにできない子もいますので、先生だけでは授業になりませんよね。
授業が終わってからも、ブーツを脱いだりするところまでのお手伝い。
妻曰く、自分が子供だった時よりスキーができる子のレベルが低くなっている気がすると・・・
できないできないと言っていますが、もちろんできる子はできます。
(ちなみにうちの子には事前に色々させてきたので、その辺の心配はありませんでした。)
スキーなど経験したことがあったり、事前に準備して取り組んだりしていれば、こういった場合でも卒なくこなせるんだと思います。
このような授業一つとってもわかったことは、スキーだけではありませんが、家庭での子供との関わりが、学校での生活ではっきりと映るんだと思いました。
逆もそれにしかりですが・・・
そんな中で、一つ思い出したことがありました。
小学校の入学式の校長先生のひとことです。
(ここからは少し自分の解釈もありますが)
「子供の教育(成長)は学校にだけではなく、家庭でもしっかり取り組んでもらいたい。学校と家庭、地域と連携しながら一緒に教育をしていきましょう」と。
改めてですが、奥深い話で、なるほどなと思い出しました。
スキー授業を見たり(妻から)聞いていると、普段の家庭での関わり方で、子供の良し悪しというか、できるできないが、意外とはっきり出てきているような気もします。
ウチがすごくやっていますとか、ほかの家の子がやっていませんとかそういう話ではなく、普段の子供との関わりがその子の経験となり、それを発揮できる場所の一つとして、学校があるんだなとつくづく感じさせられました。
きっと勉強や言葉遣い、態度、食事、それ以外の部分でも、よりはっきりと表れてくるんだんだと思います。
自宅での子供との関わり方を、見直すところは見直さなければと思いました。
話が飛びすぎましたが、子供たちみんなそれぞれスキーを楽しんでいるので、結果オーライですが、それを指導する先生や保護者の方々はほんとに大変だなと思いました。
きっとスキーを始めたばかりの子だって、経験をしていくことで、少しずつできるようになりますし、そうやって北海道の人たちは、スキーに触れ、大体の人はスキーを人波に滑れるようになります。
少しずつ、子供たちの成長を見守っていければと思います。
スキー板の長さ
今回の授業で気になったことがあります。
スキーは各々で準備して持参してきます。
持参したスキーには新品のものもありますが、多分、兄や姉からのお下がりでもらったものありました。
ただし、その子にあったスキーの長さではないものもあります。
この年齢の子に限らず、スキーを始めたばかりや初心者の人には、可能であれば、身長や年齢にあったものをしっかり選ぶ必要があると思います。
スキーで大事なのは、バランス感覚や重心移動といった感覚的なものが必要です。
長さが長ければ、それらをするのは難しくなります。
それにスキーの長さが長くなるほど、スキーの重さだって重くなり、体力がない子供にとってはちょっと酷かもしれません。
ましてや小さな子供であれば、なおさらだと思います。
まぁ、小学校の授業だし、滑れればいいやって言ってしまえばそれで終わりです。
せっかく小学校のお友達とスキーをやっているので、楽しく滑れればよいですが、うまくできなかったら、せっかくの授業も楽しくなくなるかもしれませんよね?
それはちょっとかわいそうな気もします。
たかがスキーですし、たかが道具かもしれませんが、道具ひとつで良くも悪くもなります。
たとえ初めてであっても、ちょっとしたきっかけで、急に上手になったりします。
道具一つで、そんな機会を多く作って上げれるなら、新品でなくても、しっかりその子にあったものを準備してあげれるのも、本当に大事なことだと改めて思いました。
あたりまえだけど、あたりまえじゃない。
小さなことでも、こういったこと一つでも、子供目線で考えてあげることも、大事な関わりの一つだと思います。
ウチでは事前にというか、物心ついた時から一緒にスキーをしたり、今年の冬にはスキー教室に通っているので、スキーを滑ることに関しては何の心配もありませんし、スキー板の長さもその時にしっかり見たり確認してあげられているので、そういった手間はありませんでした。
家庭での関わりが、そのまま直結する出来事でした。
スキー授業 自分のものは自分で運ぼう
スキーウェアや帽子、手袋、スキー一式の準備は最低限必要ですが、スキー授業に合わせて準備しておきたいものがありました。
それはスキーホルダーです。
昔は、というか自分の小さい時も使用していましたが、スキーとストックを一緒にまとめることができるので、あったら便利ですよね。
登校時、家から重たいながら一生懸命に学校に運んだ記憶があります。
けど、今のスキーホルダーは進化していますね。
ショルダー型になっており、手だけで持たなくても良くなっています。
かなり持ち運びは便利になりました。
昔は手持ちが当たり前だったので、どんどん進化していきましたよね。
けど、1年生の子供にはスキーはなんだかんだ重たいです。
ランドセルを背負いつつ、スキーを運ぶのですから大変です。
少しでも自分で持ち運べる便利なものを選んで上げれればと思います。
スキー授業だけじゃなくても、普段スキーをしに行くときにも使えますから、スキーをする人に対して、1セット揃えておくのも良いかもしれません。
スキーのサイズも選びませんから、子供のうちに一つ買っておけば、大きくなってもそのまま使用できます。
次にブーツケースです。
スキー授業に合わせて、スキーに加えて、別日にスキーブーツも運ぶ必要があります。
こんなに重たいものがたくさんあるなら、親がが運んであげればいいじゃんと思いますが、重たいものを運び、それを使ってスキーをすることにも意味があります。
なんでもやってあげるじゃなくて、自分でやる、やらせてあげる(やらせる?)ことも経験として大事です。
楽しいばかりではなく、そのための準備が大事なんだって気づいてほしいですからね。
話は長くなりましたがスキーブーツを運ぶケースです。
なるべく、ショルダー型やリュック型のものを選べるといいかもしれません。
個人的にはリュック型とショルダー型どちらも使えるものがあったら、使用用途によって使い分けできるので良いかなと思います。
低学年はグランドなのでスキー授業が終われば、普通の授業になりますので、ランドセルと一緒に持っていくとなれば、ショルダー型が良いです。
普通にスキーに行くのならば、リュック型がおすすめです。
自分で必要分を運ぶにはリュックのほうが、雪道やアイスバーンの道を安定して歩けますしね。
欲を言えば、スキーヘルメットやほかのものを収納できるタイプもあるので、それはそれでいいかもしれません。
使う用途に合わせて、検討してもいいかもしれません。
そして、シーズンオフには保管できるので、ケースがあればよいと思います。
意外とスキーブーツだって、おいておくだけで劣化していくものです。
極端な話ですが、熱や寒さなどによってだと思いますが、何も使用せず、数シーズン放置しておくだけで、開けて使用しようとすると、ボロボロになっていたなんてこともありました。
ちなみに、昔ですが、実家の物置に置いていましたが、ネズミによってかじられたり、ブーツの中に侵入され、う〇こまみれにされ、悲惨なことになったこともありました(泣)
ケースは持ち運びだけでなく、きれいに保管できるだけでなく、少しは劣化も防げますし、埃だらけになるのだって、その他(?)のことももしかしたら予防できますから、あるに越したことはありません。
スキー授業で準備しておくもの+αのお話でした。
まとめ
「北海道 子供のスキー」として計5回に分けてお話しさせて頂きました。
長いようであっという間の短い冬。
スキーだけではなく、ウインタースポーツを楽しめるのは1年でたったの4か月(弱)だけです。
温暖化の影響もあってか、雪の降る量も少なくなってきており、そのシーズンもどんどん短くなってきた気がします。
雪が降るのは、北海道だけではありませんが、冬ならではの行事の一つとして、子供と一緒に思い出を増やしていければと思います。
そんな思い出の中には、子供が成長するうえで大切なこともたくさんありますし、経験させてあげたいことだってたくさんあります。
自分たちも親にやってもらってきたことでもありますが、それを自分の子供にやってあげられることもなんか感慨深いものですよね。
そうやって、繋いでいくものですし、可能な限り関わって上げれればと思います。
長女にやってあげれたことを、次女にやってあげられる6年後ですが、いろいろなことを思い出しながら、子供の成長を楽しんでいけたらと思います。
このblogで同じようなことを投稿するのは、6年後になるのかもしれませんね。
それも楽しんでいきたいです。
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