長女が小学校に入学し、もうすぐ1年が経ち、あっという間に2年生です。
最初は学校に通うことや、お友達を作ることや習い事を始めたりで、毎日をこなしていくことが、少し大変な様子でした。
その中で、日常生活の色んなことを習慣化していく事が、いかに大事かということを身にしみて感じます。
それは、親も大変でしたが、一年間、一緒に日常生活の習慣化に取り組み、1人でできる習慣が増えたのではないかと思っています。
この習慣化で一番大事なことは、時間を意識した行動を、ひとりで行うことができることだと思います。
そんな長女の1日の習慣を少し紹介しながら、一年間の成果を振り返ってみようかと思います。
平日の朝の時間は80分間しかない
ウチの長女の平日の朝は80分程しかありません。
6時30分に起床してから、7時50分の登校までの間に、色んな事をしなければなりません。
親が仕事をしていたり、小さな子供がいる場合なら、尚更、朝はひとりで出来て欲しい事もいっぱいあります。
また、今後の為にも、最低限のやるべき事は、自分で考え出来るようになってもらいたいという期待も込めて、一年間、一緒に取り組みました。
まずは、6時30分に起床です。
自分で起きれるように、寝る前に目覚ましをかけています。
起きてこれない場合は声を掛けて起こします。
また、自分たち(親)は6時には起きますので、それにあわせて起きることもありますが、最近は朝はゆっくり起きてきます。
次に起きたら、検温をして、親が検温表(小学校に提出する事になっています)に記載できるように、熱を教えてくれます。
そして、顔を洗い、歯磨きをして、前日に準備した服に着替えます。
また、前日にも行っていますが、小学校の時間割を見て、持ち物を再確認します。
30分位を目途にそれらのことを行い、7時頃からは、朝ご飯を食べます。
ここでポイントなのが、朝はテレビを見ないことです。
テレビがついていると、集中が無く、ダラダラと時間がかかるので、ウチでは食事中のテレビは禁止としています。
そして、遅くても30分以内で食べ終わります。
学校の登校はお友達と一緒に登校しており、7時50分頃に出発なので、食事後は20~30分間位の時間の余裕があります。
その隙間時間を利用して、勉強をしています。
勉強はZ会の一年生タブレットコースを受講しているので、それをやるようにしています。
勉強は時間もかからず15分程で終わりますし、また、ひとりで勉強出来るところがZ会のタブレット学習の良いところです。
タブレット学習についての投稿は、こちらを参照してみてください。
タブレット学習は、毎日の学習習慣をつけれるようにと、長女が1年生になったときに始めましたが、今は毎朝の習慣として定着しました。
ちなみに、朝学習の習慣があると、夕方にあえて勉強をしなくても良いという点もありますし、隙間時間で勉強する癖が付き、短期集中とメリハリがつくという意味でもオススメです。
そんな事をしているうちに、あっという間に7時50分となり、登校時間となります。
このように、小学1年生でも、朝起きてから約80分程でやることが沢山ありますので、いかに効率的に動けるようになれるかが、ひとつポイントになります。
また、効率よく時間を使うことができれば、勉強だってすることができます。
前日に出来ることは必ず済ませておき、無駄な時間をなるべく省き、それをこなせるように習慣化する事が大事になります。
大人だって同じですよね?
事前準備は大事なことです。
だけど、最終的には事前準備がなくても、時間を逆算し、どのように動けば良いかを瞬時に考え、動くことが出来れば、いろんなことに応用できるようになるはずです。
1年生の子供には難しい事ですが、毎日同じ習慣を反復していけば、体で覚えますし、きっと他のことにも応用して時間を意識できるようになると思います。
学校から帰ってきたら
小学校1年生の帰宅時間は、一学期の最初の頃はとても早いです。
早いときは給食を食べたら、集団下校となります。
そして、13時頃には家に帰ってきます。
徐々に下校時間も遅くなってきますが、遅い日でも5時間授業で、15時頃には家に帰ってきます。
ウチの子の下校してからの日課は、ここが大事なポイントです。
帰ってきてからの片づけと毎日の学校の宿題、次の日の学校の準備の3つを必ず行うこととしています。
その日によっては下校後は習い事があったり、友達と遊んだり何も用事がなかったりと、曜日によって時間を意識した行動の配分は異なります。
だけど、まずは家に帰ってきたら、プリントなど持ち帰ってきたものや、給食で使用した箸などの片づけをします。
一人で片づけができることは大事ですので、その習慣を覚える必要があります。
次に毎日学校から宿題が出ますので、宿題をやることも必須事項です。
我が家では朝学習のほかに、毎日家で勉強する大事な時間となっています。
また、宿題が終われば明日の学校の準備をさせます。
時間割を見て、何を持っていくかを考え、間違いなく準備することも、小学生としては必要な事であり、今後のためにも身に付けて欲しいことです。
下校後も、やはり時間を意識する事が大事です。
遊びに行くことや、習い事をするにしても、時間を意識しなければ、時間が迫ってしまったり、自分のしたいことの時間が無くなってしまいます。
そのため、自分の習い事や遊ぶ時間を確保するために、時間を意識出来れば、いつまでに何をやらなければならないのか、明確になりますので、自然と自分が何をすべきかの行動をとることが出来るようになります。
もちろん出来ないときは、声掛けしてあげたり、修正してあげます。
最初は上手くいかないこともありますが、徐々に一人で時間を意識して行動することが出来るようになりますので、根気よくできたら良いもしれません。
寝る前までの大事なこと
寝る前の大事なことは2つあります。
次の日の着替えを自分で準備する事と、就寝時間を守る事です。
着替えについては、学校の準備に関連しますが、時間割りを確認して、体育があればジャージなどの動きやすい服装や、それ以外であればどんな服装がよいのか考えてもらいます。
(もちろん、学校の準備をしていなければ、それも行う必要はありますが、ウチでは、下校後にするようにしています。)
お風呂の前に準備させ、朝起きた時にすぐに着替えができるようにしていくと、朝の着替えが効率が良く行うことができます。
朝にそれを行うと、意外と時間がかかりますので、朝の少ない時間で行動するとなると、難しくなりますので、この準備がとても大事になります。
いろんなことを予測しながら、服装を準備していくことで、翌日のイメージができるようになるなど、予測した行動につながりますので、自分で行うことを意識させてみたら良いかもしれません。
そして、就寝時間を守ることが一日の習慣化で最も大事なことかもしれません。
ウチでは22時を就寝時間とし、その時間までにはベッドに行くようにしています。
もともと21時としていましたが、小学生になってからは1時間延長することにしました。
見たいテレビなども増えてきましたので、少しでもテレビを見れる時間を作れるようにと、話し合って決めました
だけど、習慣とは恐ろしいもので、今までずっと21時就寝としていたので、その時間の頃には眠くなるようです。
そのため、余程でない限りは22時まで起きていることは稀です。
そんな睡眠の習慣化についての詳細はこちらを参照してください。
この就寝時間の習慣化は大事なことで、その就寝のリズムが崩れると、朝の起床時間もずれますし、そうなると、すべてがズレてしまいます。
特に子供では、そのズレの修正を行うことは、意外と困難です。
だけど、毎日の習慣リズムに慣れると、少ない時間の中でも、時間のゆとりも持つことも可能となります。
子供の場合は特に、急に何かが起きますので、時間のゆとりを持ちながら行動することは大事です。
そのため、なるべく毎日の習慣のリズムを崩さないように、就寝時間を守ることも重要なポイントとなります。
1日の終わりには、就寝時間を意識した関わりが大事だと思います。
時間を意識した行動をとるために/アラームの使用と、時計を学習する時期
何度も話していますが、小学生になったら、時間を意識した行動が出来る事が大切になってきます。
色んな事が出来るようになる反面、やらなければならないことも増えるため、その時間に対する責任も発生します。
小学生であっても、やはりその時間に対しての責任は、自覚してもらいたいです。
自分でやりたいと決めたことですし、そのために時間を割いていますから。
もちろん、そのために協力しますし、応援だってします。
時間の責任もしっかり自覚することで、その目的もはっきりしますので、時間を効率よく使うことができるようになります。
だけど、最初は簡単にはできません。
親だって時間を忘れることもありますし、毎回声をかけていられません。
次女のお世話をしながらだと、尚更忘れてしまうこともあります。
そこで、ウチで始めたことは、iPadのアラームによるスケジュールを管理する方法です。
大人だって目覚ましに、スマホなどのアラームを使用しますよね?
ウチではたまたま、タブレット学習用にiPadを購入していたので、長女の1日(一週間の)で大事なイベント(予定)を、アラーム設定し、自分で時間を意識出来るように設定しました。
ちなみにアラーム設定出来るものであれば、何でも良いと思います。
昔自分が使用していた、携帯(スマホ)なんかでも良いと思います。
ちなみに、そのアラームが鳴るものが、その子専用ものとすると、自分の時間だと認識しやすく、時間に対しての責任を自覚できるかもしれません。
実際に使用すると、効果は抜群です。
朝は、登校の3分前くらいに鳴るように設定していますが、色んな習い事なども含め、自分で時間を意識出来るようになります。
自然とアラームに反応し、何をするか考え、行動出来るようになりました。
また、少しずつですが、アラームが鳴る前に声掛けし、時計を見る癖を付けさせました。
アラームに頼るだけでは、時間を意識した習慣化につながりません。
いつだってアラームがあるわけではありません。
今後はアラームに頼らなくても、時計を見て行動出来るようになれればベストですよね。
ただしここで一つ問題があります。
時間を意識した習慣を身に付けさせるためには、自分で時計をみて時間がわかることです。
ウチでは年長者さん(6歳)の時には少しずつ、時計の見方を学習しておいたため、そこまで困りませんでした。
時計がわかるようになるには、結構時間がかかります。
いろんなことに慣れなければならない時に、時計も学習させると、とても大変です。
そのため、小学校入学の前に時計の学習をしておくと、子供も簡単に順応できるようになるかもしれません。
小学生になると、時計を見て、何の時間なのか、それまでに何をしておかなければならないのか、自分で考えさせる機会が沢山増えます。
その考える一つの手段として、アラームなどを使うことで、習慣化に繋がります。
アラームに頼ることに賛否はあるかもしれませんが、結果として良いことの方がたくさんありますので、試してみることも良いかもしれません。
まとめ
小学生になると、色んな事を始めたり、やりたいことや、やらなければならないことなどたくさんあります。
そんな中で、自分のことが自分で出来るようになるには、毎日の積み重ね(習慣化)が必要であり、時間を意識した行動を、ひとりで行うことができるようになることが必要であると思います。
これは、すぐには行動することは出来ないので、毎日の積み重ねであり、トレーニングしていくしかありません。
後々、成長していくにつれ、自分で理解していくことではありますが、大人でもできない人はできません。
小さなうちから、こんな時間に対する意識づけをやっておくと、大人になった時には役に立つこともきっとあると思います。
時間は無限ではなく、有限です。
年を取ると、尚、時間の大切さが身に沁みます。
何気ない日々の中で、習慣化を通した関りや、時間を意識した取り組みの中で、時間の大切さを伝えていけれればと思っています。
本当に時間はあっという間に過ぎます。
長女もあっという間に2年生になり、それを実感します。
小さのことからコツコツとやることが大事だと感じますし、気が付いたら、何もしていなかったという事態は避けたいものです。
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