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Z会小学生タブレットコース(1年生)を1年間使ってみた

6歳差姉妹
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Z会の通信教育 小学生コース

約一年前にZ会のタブレットコースを申し込みしました。

長女が幼稚園の年長の3月ときに、Z会の小学生タブレットコースに申し込みしました。

約1年間やってみての結果としては、やらせて良かったと思っています。

良いところだけでなく、残念なところなどありますが、それを含めた感想を話してみたいと思います。

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Z会を選んだ理由

遊びの要素が少ない/勉強は勉強

他のタブレット教材と比較すると、遊び(ゲーム)の要素はなく、勉強に集中出来ると思いました。

勉強は勉強、遊び(ゲーム)は遊びと、分別する方がメリハリがでると思います。

また、ゲーム的な要素で勉強をする事もダメではありませんが、そもそも遊びに頼った勉強で、「継続」するのは難しいと思います。

結局、遊びに飽きができてしまったときに、勉強をするモチベーションはどこで行えばよいのでしょうか?

初めての勉強をするという意味での、きっかけ作りでは良いかもしれませんが、「継続」ができるのかは分かりません。

今回、長女が小学生になり学習教材を使おうと思ったのは、学習の習慣を身に付けることも一つ目標として考えていたので、遊びありきの学習では、その意味が損なわれてしまうと思いました。

小さな子供の時期から、コツコツと学習の習慣を身につけることが大事なことであり、遊びの要素は不要と考えたときに、Z会の教材が適していると思いました。

Z会は難解であるか?/小学生の問題も良問である

Z会には幼児コースから大学・社会人コース、通信学習からタブレット学習まで幅広くあります。

そして、よく言われているのが、Z会の問題は難解であると。

私自身、高校生で大学受験の際にZ会の参考書などを使用していましたが、確かに問題の質が高く、難しいと感じます。

昔、いろいろな参考書に手を出しましたが、良質な問題と何度も繰り返していくことが、勉強方法としては大事で、同じ傾向のモノ(Z会ならZ会だけ)を使い続けれると、さらに効率も良くなるかもしれません。

小さいころから問題の質の高いものに触れていくことも、難問への慣れにつながるような気がします。

もちろん質が高いと、問題はやや難しくなる(難問な)傾向はありますが、それでも、1年生のレベルの問題であれば、そんなに難しいことはなく、良問がそろっていると思います。

1年生でも1人で解けない問題はほぼありません。

先を見据えて、参考書や問題集を統一していくことも良いかもしれません。

小学生で身に付けたい大事な習慣が身に付く

小学生で必要な習慣の一つとして「継続」する力が大事だと思います。

これは、将来的に子供が大学受験など進学をしていくことを考えると、大事な要素かもしれません。

今の時代、大学進学が当たり前になってきていますので、それを見越して学習習慣を身に付けさせていくことも、親の視点としては意外と大事だと思います。

もちろん、小学校入学時から大学進学のことなんて考えるなんて、まだまだ先の話で、二の次、三の次の話です。

あくまで、その過程が大事であることが前提で話しますが・・・

学ぶことで楽しさを持ち、意欲が持てれば、自主的な学習習慣が身に付くと言われています。

こうなれば、理想ですよね?

もちろん、その過程までに時間はかかりますし、そうなるきっかけがないと習慣化はできません。

私は仕事(看護師なので夜勤も)をしていますし、妻(育休中の看護師)だって1歳の子育てをしているという意味では、いつだって学習の時間をとってあげることは意外と難しいです。

今後は共働きとなりますので、さらに学習を見てあげられる時間だって少なくなることが予想されます。

だからこそ、1年生の時期からでも、自らが学習できる方法を考えた時に、タブレット学習を見つけました

また、親の高望みかもしれませんが、ある程度レベルの高い学習ができるものを探しているときに、Z会のタブレットコースが良いなと感じました。

もちろんタブレット学習を選択したからといって、子供の学習を全く見ないという訳ではなく、その時間も別で確保していますし、そうしなければいけないことも理解しています。

タブレット学習も良いところも、残念なところもあります。

そのため、どうすれば「継続」できるかを考え、家庭環境や子供の学習意欲などの背景から、学習方法を考えるのも良いと思います。

タブレットコースを選んだ理由/良かったところ

1日15分の学習習慣/塵も積もれば山となる

Z会1年生のタブレットコースでの学習時間は1日15分です

とても少なく感じますが、1か月で約6時間の学習時間となります。

それでも、初めて学習をする子供にとっては、ちょうどよい時間です。

また、自分で学習してても計画を立てなくても、スケジュール通りにやれば、迷うことなくまんべんなく学習を行うことが出来ます

毎日コツコツできれば、その子にとってはそれが強みになるかもしれませんよね。

塵も積もれば山となるではありませんが、15分間の学習も大事な習慣だと思います。

15分であれば、子供の負担にもなりにくく、隙間の時間さえ見つければ、いつだってできます。

ちなみにウチでは、朝学習をさせています。

朝は忙しい時間帯ではありますが、少ない時間の中ででも、行うことができます

親がご飯を作っている間や、学校に行くまでの時間の間に、絶対に隙間時間があります。

それにタブレットならではですが、親の添削がなくても、1人で行うことができることも良いところです。

小学校から帰ってくると、宿題も毎日あり、その宿題をしつつ、習い事のある日、お友達と遊ぶ日だってありますので、学習時間の確保という意味では、朝学習がウチの子供にとっては、効率の良い時間だと思っています。

それに、習慣化すると、着替えや学校の準備が終わると、自らタブレットに向かい、学習する習慣がつきました。(もちろん、親が声掛けすることもありますが)

その効果もウチの子供には表れており、100点のテストを持って帰ってきます。

そんな経験も、学習意欲につながり、楽しみになっているのかもしれません。

自動採点と解説

タブレット学習では一人でできるという良いところがあります

自動採点をしてくれるので、採点が後回しにならず、タイムリーにしてくれます。 

それに、丁寧でわかりやすい解説がありますので、問題一つ一つに対して、何で正解、不正解だったかを、すぐに回答してくれるので、理解につながりやすいかもしれません。

それに、分からない問題や難しい問題が出ても、ヒントがあるので、うまく正答に導いてくれる点も良いところです

これなら1人で学習してても理解に繋がりますし、親としても安心して学習されられます。

タブレットコースでも、紙媒体の教材もあるので安心

タブレットコースでは、書く学習というより、選択式の学習がメインになっていますので、初めての学習としては不安がありますよね?

私自身、昭和な考えもあり、書いて覚えることが大事だと今も思っています。

特に1年生なんて、基本的な字が書けるようになって欲しいので、平仮名やカタカナ、漢字、数字など反復練習が必要です。

タブレットではそのように書く事はほとんどありませんが、紙媒体の教材もセットになったコースになっています。

文字の書き取りだけではなく、記述式の問題もあるので、タブレットだけに頼らずに学習を進めていける点でも、安心感はあります

ウチでは、タブレットで文字の書き順を動画で見ながら、ノートに書くなど工夫した使い方をしたりしています。

親が見てあげたりする必要はありますが、毎回ではありませんので、時々、紙媒体を用いて子供の学習成果を確認出来るので、それはそれで良かった気がします。

学習科目/プログラミング

国語と算数をメインに他に3種類の学習科目があります。

この中では、やはりプログラミング学習が一番気になったところです。

最近の習い事でも、プログラミングって言葉を良く耳にします。

私の子供の頃にはなかった学習内容であり、それがタブレットコースでは、学べるのも良い点だと思いました。

子供もとても楽しんで学習しており、時には何回も繰り返していることもあります。

それに毎月ではなく、3ヶ月に1回とレアな科目なので、さらに楽しみが増幅されるのかもしれません。

大人がやっても、なるほどなと思える興味深い科目です。

英語は習い事でやっているので、そこまで、必要性はありませんでしたが、今後、3年生頃から、授業が始まりますので、少しでも触れることが出来るのは良い点だと思います。

みらいたんけん学習は、知識と思考を使った理科や社会に繋がるテーマを用いることや、様々な知識を複合して問題を解くオリジナル教材であり、題材としても興味を引く内容になっています。

それに3年生コースからは理科、社会といった項目が増えます。

受講会費が3年生以降から、少しずつ高くはなってきますが、学校の授業に合わせて科目が増えていくき、内容自体もステップアップしていくので、その点は仕方がないことかなと思っています。

学習状況はメールで把握できる

子供の学習状況はメールで把握できます

毎週、月末に子供の学習状況のお知らせメールが届くことや、アドバイスなども一緒に掲載されているので、万が一スケジュールからそれたり、やり忘れなどがあっても、メールにて把握できる点も良いところであると思います。

また、月末にまとめテストいうものを行いますが、テストの結果もアドバイスメールとして届きます。

このように、毎回子供の学習につきそうこともなく、その取り組み状況を把握できるので、安心して子供の成長を見守ることができるところも良いところかもしれません。

ipadは簡単に使いこなせるようになる/学校の授業でも使用する

Z会タブレットコースを申し込みし、使用していくにはipadなどの端末やタッチペンが必要になります。

ウチでは英語のオンライン授業を行っているので、それ用でipadを購入していたので、新しく購入する必要性はありませんでした。

Z会自体の操作としては簡単で、すぐに使用方法を覚えます

最初だけ一緒に操作を手伝っていましたが、そのうち、何もしなくても一人でできるようになりますので、子供の順応は早く、吸収が早いことがわかります。

また、Z会以外ではyoutubeをはじめ、アプリをインストールすると、あっという間に何でもできるようになりますので、Z会以外での使用もできます。

また、英語を約2年半やっているせいか、なんとなくのローマ字がわかり、なんとなく入力し、興味があることに対して検索だって出来るので、遊び以外でも応用が利くのが良かったです。

長女は特に、絵を書く被写体などを検索しています。

それに小学校でも授業にipadを使用しているのですが、日常的にしていることもあるので、操作などで困ることが少ない様子です。

小学校だけではなく、高校でもipadを使用した授業もありますので、一石二鳥ではありませんが、ipadを持っていて損はありません。

きっとこれからも、いろいろなデバイスを使用した授業なども行われるかもしれません。

これも時代なんでしょうかね?

タブレット学習の残念なところ

ipadなどのデバイスが必要になる/初期投資が高い

まず、タブレットコースでの残念なところは、ipadやAndroid搭載端末などのタブレット端末やタッチペンの準備が必要になることです

デバイス類を持っている人であれば、問題はありませんが、持っていない人であれば、購入しなければいけません。

ただし、Z会購入者に対してのは、タブレット学習応援キャンペーンもあり、ipadの割引購入特典あります。

ウチではもともと持っていたこともありますが、使用頻度や使用容量などを踏まえると、少し物足りなさはあります。

ただ、Z会だけを使用するだけの人であれば、キャンペーンを使用するのも一つの方法かもしれません。

ただ、個人的な見解として、小学生くらいになれば、どの子供もyoutubeをはじめ、ゲームなどの話題になり、興味を持ち始めますので、容量が少ないことになる可能性だってありますし、今後の使用頻度が高くなることを考慮すると、少しでも容量の多いものを購入する方が良いかもしれません。

このように、初期投資としての費用が一番掛かることが残念なところであると思います。

また、ネット環境などしっかり整えていないと、使用できない点なども考慮して検討した方が良いかもしれません。

選択式の出題が多い

タブレット学習での残念なとことの一つとして、選択式の回答がある(多めです)ので、理解しなくても、当てずっぽうで、回答できてしまう可能性があることです。

特に学習意欲がなく、ただ学習を終わらせたい子供であれば、もしかしたら、何も考えずにただ選択するだけだし、正解していても、理解しないまま次々に進んでしまう可能性があります。

それに、私たちのウチのように、親がいない状況下で、学習することを習慣化しようとしていたらなおさら、習慣化せずに時間を無駄にしてしまう可能性があります。

そもそも、やらされていると感じている可能性もありますので、そうなると、親が付き添わなければならないことや、無理強いすることで、学習へのモチベーションも上がらないかもしれません。

その子供の特性も理解して、検討すべきかもしれません。

また、紙媒体での教材もあるため、結局は親の付き添いや添削が必要となります。

タブレット学習だけで、子供が成長するなんてことはありません。

特に1年生ならなおさら、大事な時期であると思いますので、親だってしっかり子供に教えていくことなども必要なことだと思います。

このような記事を見ている時点で、誰もタブレットだけで教育していこうという、甘い考えだけはしていないと思います。

だけども、新しいものやデバイスなどに頼りすぎると、大事なものを見失う可能もあります

まずは親自身が、しっかりと子供の学習状況やその成長具合に向き合っていくことが必要であると思います

Z会以外でのipadの使用頻度が増える

良いところでも話しましたが、小学生になるとYoutubeやゲームなどの話題がコミュニケーションの一つになってきており、親のスマホだけではなく、Z会で使用しているipadを使いたがります

特に日常的に毎日ipadを使用してZ会をしていますので、自分のモノという意識もありますが、使用方法だって簡単に覚えていきますので、たくさん使いたがります。

そのため、暇になれば、ipadを使用しようとしますし、その欲求だって強くなります。

親だってスマホに依存しますので、子供もその影響を受けることは仕方ないことでもあります。

そのため、Z会以外での使用頻度や、その使用方法についてもしっかり話し合う必要があります

それに、子供も依存度が強まるだけでなく、視力への影響もありますし、その制限は自分ではできませんので、親の管理のもとでipadを使用していくことをお勧めします

ウチではZ会以外の使用は、基本的には土日や祝日のみとしており、それ以外に使用したい場合は、親と相談することとしています。

また、1回の使用時間も長時間はさせず、30分から1時間程度と時間も決めて使用しています。

ほかのタブレット教材では、このようなことはできないかもしれませんが、ゲーム性を取り入れた教材であれば、このような違った依存なども起きうることなのかなと思います。

良い意味でも悪い意味でも、親の管理のもとでしっかり使用方法を検討していく必要があると思います。

長女の学力

長女が学習を始めたのは4歳のころから

今回Z会のタブレットコースに申し込みをしたのは、幼稚園の年長さんの3月で、小学校入学の1か月前でした。

では小学生の前に学習しなかったのかといえば、そんなことはありません。

幼稚園の頃に年上の子や同級生、年下の子たちとお手紙のやり取りをしていましたので、ひらがなやカタカナといった練習もしていましたし、それに幼稚園でも足し算や時には掛け算もしていました。

家でも問題集を解いたり、小学校に入る前には、1年生の問題集も先取りしていました。

それに英語教室にだって4歳(年中さん)からやっていたので、学習習慣が0だったわけではなく、むしろ、親が教えることの方が多く、手をかけてあげていました。

そのため、タブレット学習になったとしても、1人で問題を解いたりすることも抵抗も少なく、また、小学校生活の日課として、学習の習慣化も容易にできたのではないかと思っています。

今は、小学校に行って勉強することが楽しいと話しており、学習への意欲もあるのが、長女の長所であると思います。

小学校に入る前からの、取り組みも大事であり、何気なく取り組んでいたことが、小学校に入ってからも生かされていることに気が付きます。

子供の性格や個性にもよるかもしれませんが、小さなころからの習慣や取り組みも、きっとこの先にもつながると思います。

小学校から始めたって、きっと遅いことはないと思いますの。

どんなに良い教材を使っても、結局は、子供にだけに教材与えても、それは効果が出ないと思います。

そのため、今後もしっかり子供に向き合っていくことを続けていきたいと思います。

タブレット学習をやってみての効果は?

タブレット学習の効果はある・・・というか、ウチの子供には合っていたというのが正しいかもしれません

先にも述べましたが、家庭環境や子供の性格や個性、色々な関りがあっての「今」だと思いますので、一概にタブレット学習がすべてではないかもしれません。

もちろん、タブレットにした目的も、学習習慣を身に付けることでしたので、朝学習の習慣もできましたし、そのうえで、テストで100点も取ることができるようになりました。

そのため、タブレット学習に効果があったと言えるのではないかと思います。

しかし、タブレット学習がなかったとしても、もしかしたらテストで100点だってとれたかもしれませんし、学校の授業や宿題だけでも効果はあるのかもしれません。

もしかしたら、効果がわかるのは「今」ではなく、「未来」であり、そのために習慣化していくことや、継続していくための取り組みが重要なのではないかと思います

まとめ

ウチでは、子供にタブレット学習による学習の習慣を身に付け、継続できるようなかかわりを1年間行いました。

結果的には良い方向に行っていると感じますし、その効果も得られていると思います

ただ、今は良くても、今後どうなるかは分かりませんが、今やっていることを長く継続していきたいと思っています。

どんな教材でも、使い方次第では、良くもなり悪くもなります

結局は、親がどれくらい子供の教育に向き合ってきたかということが、どの教材より大事かもしれません

こんな教育が良いのかは分かりませんが、その結果を踏まえて、6歳差の次女の教育にも活かしていきたいと思います。

また、この教育方向がどうなっていくかも、機会があれば投稿していこうかと思います。

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